プロトピックの副作用

プロトピック軟膏の副作用は、
皮膚刺激感で60〜70%の患者さんに認められます。

 

皮膚刺激感とは、ほてり感やヒリヒリ感、
強い灼熱感を感じるという人もいます。

 

プロトピック軟膏は、皮膚からの吸収を高めるような
工夫がされています。
そのため、皮膚が薬を吸収するときに
ヒリヒリしたりほてりを感じたりすることが多いようです。

 

しかし、このような刺激感は、発疹が良くなるにつれて
急速に消えますので、安心して大丈夫です。

 

2.3日して、発疹が良くなってくると、
ヒリヒリ感を感じなくなります。

 

もし、2.3日経ってもヒリヒリした感じが取れないようであれば
医師に相談してくださいね。

 

ステロイドの副作用

 

ステロイドの副作用には、ホルモン作用としての皮膚への副作用と、
炎症や免疫抑制による感染症の副作用があります。

 

プロトピックの副作用

 

プロトピックも免疫抑制剤ですから、
ステロイドと同じように、感染症の合併には常に気をつけることが必要です。

 

治験の段階で「毛包炎」や「とびひ」などの感染症が悪化した人も痛そうですし、
「ヘルペス感染症」が悪化したという人もいるそうです。
さらに、「水虫」などの合併症も見られたそうです。

 

また、将来的に皮膚がんの発生が危惧されるため、
紫外線療法との併用は禁止されています。

 

プロトピック軟膏はステロイドの外用薬に比べると、
皮膚が萎縮したり、毛細血管が開いたりなどの
ホルモン作用による副作用がないという点で優れています。

 

長期間ステロイドを使用すると、
このようなホルモン作用による副作用が心配でした。
しかし、プロトピック軟膏では、
ホルモン作用による副作用がないため、
大きなメリットとして考えることができます。

 

ステロイドの外用薬を長期に渡って利用したことにより、
皮膚が萎縮したり毛細血管が拡張している部分に、
プロトピックで治療をしたら、
その部分が軽快したという報告もあります。

 

これは、ステロイド軟膏からプロトピック軟膏に移行したことが、
より良い効果を得たということができます。

 

ステロイドとプロトピックの両方を使って
アトピー性皮膚炎の症状をコントロールすることも、
とても有効なことだと考えることができますね。

 

そして、長期間のステロイド剤の使用を考えなければならない場合は
プロトピックへの切り替えを検討してみる価値があることだと分かります。