アトピー性皮膚炎に抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬を用いると、
ある程度はかゆみが抑えられるので、
特に症状が出やすい季節の変わり目や乾燥する季節などは、
日常的に利用しているとい人も多いと思います。

 

しかし、その副作用に悩まされるという人がいます。

 

ヒスタミンは、脳の働きを調節する成分でもあるので、
眠気や倦怠感といった副作用が起こります。

 

脳の組織にも、H1レセプターがあるのですが、
このH1レセプターを抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬がふさいでしまえば、
副作用として眠気や倦怠感などの症状が起きてくるのは当然のことです。

 

しかし、実際に副作用を感じるという人は、1〜10%ですから、
それほど高い頻度であるとはいえないでしょう。

 

お薬をもらうと、処方箋等の注意書きのところに、
「車の運転や危険な作業に従事するときは、
眠気や倦怠感を引き起こすことがあるため、注意して服用するように」
などということが書いてあります。

 

市販の風邪薬を飲むと、眠気を感じる人が多いです。
それは、この風邪薬にも、抗ヒスタミンが入っているからです。

 

また、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬を飲むと、
ムカムカするなどの消化器症状が出る人もいますし、
検査で肝機能異常が出る場合もあります。

 

また、割合的には少ないのですが、薬疹が出る人もいます。

 

さらに、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬には、
心臓のリズムに影響が出るお薬もあるため、
注意が必要です。

 

とはいっても、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬は、
安全性が高い薬剤で、多く用いられています。

 

副作用を知り、もし、その症状が出た場合は医師に相談し、
服用を中止するなどすれば、大きな問題はないので、
あまり心配しなくても大丈夫だといわれています。

 

副作用の発現にもついては、個人差も多く、
実際に眠気や倦怠感を感じるという人は1〜10%程度です。

 

もし、副作用が強いという場合は、
今飲んでいる抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬ではなく、
他の抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬に代えると、
全く眠気を感じなくなるという人もいます。

 

そして、副作用が出てしまった場合は、
その薬を飲むことをやめればすぐに元に戻ることがほとんどです。

 

近年のお薬は、副作用がなるべく起こらないように開発されているものが多いですね。